恍惚美術館

美しい世界の向こう側を覗きたい

レンズの向こうのミニアチュールの世界に迷い込む - Scope展に行った話

クリスマスイブにノリノリでNine Inch NailsのWishを聴きながら、京橋に桑原弘明のScopeを観に行ったのは私です

 

別にクリスマスだからって特に何かする訳ではないし

大体いつも仕事だったし

…まぁそんなものよ

 

ラス日で結構混んでいて、あぁ人気なんだなってなんか嬉しくなる

カップルもいてね

クリスマスデートにScopeを選ぶとはセンスがよろしい ;-)

そういう人達がスキ

朱に交わらない人達が

 

スパンはあまり広くないから、点数は新旧作品合わせて10点位かな

でも本当に観に行けてよかった

あれはいくら言葉で説明しても絶対に伝わらない、実際に体験してみないとあの唯一無二の面白さはわからないと思う

 

小箱に取り付けられたレンズを覗き込むと、その奥にひっそりと佇むかのように浮かび上がる世界

どこかノスタルジックな、ソフトフォーカスのような空間

室内だったり庭だったり宇宙や鉱物だったり

色んな空間が存在しているけれど、どこか共通するものを感じる

あとなぜこのタイトルをつけたのか作品を観ながら考えるのも良き

 

不思議なのは、どの作品もどこかで見たことがあるような気にさせる点

初めて見るのに

子どもの頃に遊んだPCゲームの雰囲気に似ているかも

もう名前も思い出せないんだけど

 

限定販売されていた作品集買ってみた

長野まゆみが文章を書いていて、挿絵の代わりにScopeが載っているの(ちなみにお二人のサイン入り)

まだ少ししか読んでいないけれど、あぁ自分はやっぱりこういう世界が好きなんだなって再確認する

そうすると自分が好きな人達もやっぱり似たような嗜好だったり感性の持ち主だって気がつく

類は友を呼ぶ的な

 

本当はもっと書きたいことがあるけれど、上手く言葉で表せられない

語彙が貧弱すぎるし、やっぱりScopeは体験してナンボだと思う

 

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